2012年9月14日金曜日

ブログAdobe塾第2回!!!

皆さんお待たせいたしました!!

過去にAdobe塾の番組内で公開された作品を
専任講師である小池さんと振り返りつつ
新しい技術も学んでしまおう!
というこちらの企画。

今回は第2回目の作品を振り返っていきます!



-----------------------------

Taku Koike:
では、映像塾第2回目にさーやが発表したムービーをネタにチャットを始めましょう。
木村 咲也香:
お願いします!
Taku Koike:
今回は夜景がベースだね。これはどうやって撮影したの?
木村 咲也香:
これは夜行バスの車窓から撮っただけなのであんまり撮りたい光を映したりはできなかったんですよ・・・
Taku Koike:
なるほど
でもライトが沢山奇麗に映ってたね。
今回はそのライトの色を変えたかった、ということかな?
木村 咲也香:
そうですね!少ない光でしたがそこがメインでした!!
エフェクトのcolore fineseeが使ってみたくてそちらも挑戦してみたのですよ、
でもうまくいかなくて。
Taku Koike:
うんうんColor Finesse のキーフレームはなんかおかしい時があるねえ。
他のカラーのエフェクトであれば、キーフレームを打つ事で滑らかに色を変えられるね。
画面の左右で色が変わっているのはマスク?
木村 咲也香:
そうです!マスクも挑戦しなければと・・・
でも色と色の間がはっきりと分かれたちゃったりとうまくいかなかったんですよ。
Taku Koike:
マスクの境目がくっきりしちゃっているけど、これはマスクの境界をボカすとなじむね。
今はもう知っている事だけど、当時はまだ解らなかった、って感じかな?
木村 咲也香:
そもそものマスクの概念みたいな物があまり分かっていなかったって感じですね。
今は・・・
知ったけどもまだ試していないのでやれるかは保証できないって感じですね!
Taku Koike:
そういえば話が前後しちゃうけど、このムービーがAfter Effectsを使った最初だったのかな。
木村 咲也香:
そうですね!
Taku Koike:
見よう見まねでAfter Effects使うって結構難しいはずなんだけどなあ^^;すごいです(笑)
      映像塾本編でも何度も言ったけど、まず作りたい映像があって、なんとかそれに近づくように頑張ってみるという
      姿勢はとても大切だと思います。3回目以降の作品にもそれが随所に出てますね。
今回はせっかくライトが動いているので、その動きをトラッカーで分析して、
レンズフレアエフェクトの光源を追従させるというのをやってみたいと思います。

それではさーやに説明してもらいましょう。

-------------------------

はい!
という事で今回は『トラッカーで動きを追いかけさせる』です!!

まずコンポジションにクリップを入れて
そのクリップをダブルクリックします。

そうすると画面がレイヤーの表示になるので
トラッキングしたい部分(追いかけてほしい対象物が移ってるシーン)の
最初と最後にイン点とアウト点を打ちます。
イン点のフレームに再生ヘッドを止めて、
レイヤーにレンズフレアを追加します。


ここでワークスペースをモーショントラッキングに変更します。



次に右のトラッカータブの中のトラックボタンをクリックします。
そうすると画面に四角が2つ表示されます。
内側の四角はターゲット領域と言い、追いかける絵柄を決める四角です。
外側の四角は検索領域と言い、絵柄を探す範囲を制限する四角です。
なので、早く動くものは検索領域を広くしないと追いかけてくれなくなっちゃいます!

私は赤いライトを追いかけたいので
ターゲット領域でライトを囲みます。



そして分析の▷ボタンを選択して分析を開始します。
分析が終わったら適用ボタンをクリックします。

これでレンズフレアのエフェクトが赤いライトを追って
ずっと張り付いていきます!!




おー!!
便利便利!!!

みなさんも是非お試しあれ!!