2012年11月3日土曜日

続・ブログAdobe映像塾『セカンダリー』

こんばんは。
もう11月になりましたね。寒いですね・・・
だけどもブログは頑張ります!(寒くない部屋の中で)

夏休みからAdobe製品の勉強を始めた私ですが、
実は色味の変え方については勉強をほとんどしていません(笑)
ので、ずーっと気になっていた色の変え方を小池さんに聞いてきました!!

色の変え方といっても全体の色味の変え方は
前シーズンのアーカイブなどを見て試してみて
色調補正のエフェクトでなどで調整するやり方はすでに知っていました。
全体の色を変える事は第1のカラーコレクション、プライマリーと言うそうです!

それに対して今回は部分的に色を変えるやり方、
第2のカラーコレクション『セカンダリー』を勉強しました!!!

まず色を部分的に変更したい素材を用意してタイムラインに並べます。
そうしたらそのレイヤーを選択した状態で
メニューバーのエフェクト▷Sytheteic Aperture▷SA Color Finesse3を選択します。

すると左上のウィンドウにエフェクトコントロールのバーが現れます。
更にその中にあるFull Interfaceのボタンを押すと何だか特別な画面が現れます!!


これは色の補正を行う便利エフェクトツールです!
はい、またもや英語で困るパターンですので説明をしたいと思います(笑)
左上は色味などのデータが細かく見れるウィンドウ。
右上は映像が見れるウィンドウ。
・Result:変更後の映像
・Source:変更前の映像
・Reference:参照用として登録した素材の映像
・Split Source:変更前と変更後の映像を2パートにわけて同時に見れる
・Split Ref:Referenceに登録した素材と変更後の映像を2パートに分けて同時に見れる
・Luma Ranges:シャドウとハイライトの領域を見れる

左下は色味などのパラメータをいじるウィンドウ。
今回ここはSecondaryを選びます。
画面にA〜Fの項目が出てきますが6個の色を変更ができるという事です!

今回は一色、ピンクの花を紫に変えるだけなので
Aだけを使います。

次に4つのスポイトがあります。
これらは同じ色だけれども影などで少しずつ変わってしまってる色を
一つの色として認識させる為に使います。
なるべく色味が遠い所を選ぶといい感じになります!


その下にある3つのパラメーターは選択した色の
選択範囲の具合を変える物です。
・Chroma Tolerance:選択色の色味の範囲
・Luma Tolerance:選択色の明るさの範囲
・Softness:選択範囲の境界線の柔らかさ

これらの変化はその下にあるShow Previewのチェックを入れると分かります。
さらにその下のPreview Styleで選択範囲の表示の仕方を変えれます!
・Desaturate:選択範囲以外がモノトーンになる。
・Mask:選択範囲以外が赤で塗りつぶされる。
・Alpha:全体がモノトーンになり、選択部分は白になる。

さてさて、これで色を変えたい範囲を選択する事ができたら
右にあるカラーサークルをいじると色味が変わります!!!
(Show Previewのチェックは外して確認して下さい。)

オッケーだったら右下のOKボタンを押して元の画面に戻ります!

そして書き出して比較してみると・・・





こんなにきれいに一部分がずーっと色が変えられます!!!
マスクを毎フレーム作ったりしなくて良いんですよ!!!

右に出てくる赤い花を見比べると分かりますが
全体の色味は変わってません!!

この便利機能、是非試してみて下さい!!!