2012年11月18日日曜日

2012Inter BEE報告の回!!

参加した方々お疲れさまでした!!
会場まで足を運んで下さった方々もありがとうございました!!

まず朝のAdobeブースの様子     コンパニオンさん達
   


新しいシステムAnywhereのブース    4Kのモニターパソコン
  

みなさん朝から準備で大忙し!!

私は1日1回生Adobe映像塾の枠で出演させていただきました^^
(出演していたのでその時の画像はないのですが・・・笑)

Adobeブースにいらっしゃった方々ありがとうございました!
以前ゲストで来て下さった笹木さんや、
映像塾のコンテストで優勝なされた方なども遊びに来て下さいました!!



Adobe以外にも色んなブースを見てきました。

SONYのブースでは噂の4KカメラのF55(左)を見てきました!!
右上のはハリウッドでも使われてる4KカメラF65!!


このSXSカードに保存されるそうです。










他の映像編集ソフトのブースや


色んな変わったものがあるブースもあって
すごい面白かったです!!!

カメラを乗せて飛ばすラジコン










照明器具のブースではマッピングも!










他には画面を壁にくっつける仕組みのブースやら・・・










帰りには相棒の監督やるろけんの撮影監督の方に会ったりなど
素敵な方々も拝見してしまいました!



そして片付けの様子。
業者の方々がこれまたかっこいい(笑)

3日間お疲れさまでした!




初めて参加したInterBEEでしたがあんまり映像機器に詳しくない私でも楽しめました!
何より勉強になりましたね・・・

Adobe映像塾で4Kの話を何度もしていましたが
この場に来て本当に4Kが来ているんだなと実感しました!!!

色んな4Kを撮れるカメラが発表されたり、
4Kの編集方法や表示方法が考えてられたり、
私が知らない間にも映像の世界は動いているんですね・・・

最初は私には関係ないレベルの話だと思っていたのですが
もうすぐ映像に関わる人みんなに必要な知識になるだろうなと思わされました。

個人的にはGoproが気になりました。
http://jp.gopro.com
すでに4Kが撮れて(15fpsですが)防水防塵、
しかも5万円で買えてしまう!!!

きっとそのうち30fpsでも録画ができる様になると思うので
そうしたら5万ほどで4Kが誰でも撮れてしまうんですよ。
来年になったらどうなってしまうんですかねー・・・

と、色々楽しみになりました!!!

これで私のブログ更新は終わります。
今までありがとうございました!!

色んな知識を得て映像に更に興味を持てて
これからも私は更に映像を頑張って行きたいなと思いました。
みなさんも今までやってきた方もこれからやてみたいという方も
面白そうなことには積極的に取り組んで楽しんで行きましょう!!!

ではまた機会がありましたらよろしくお願いします。
ありがとうございました!!!!!

2012年11月11日日曜日

続・ブログAdobe映像塾『コラップストランスフォーム』

こんにちは。
さて、来週はついにInter Beeという事で
このブログもそろそろおしまいです。寂しいですね。
来週を持って一美大生に戻る私に会えるのはInterBeeがラストチャンスです!笑
ノベルティーとかも色々あるみたいで面白そうなので
是非遊びにきてみて下さい!!

と、いうことで、
今回はスペシャルな内容でお送りしたいと思います!!

前回紹介した武蔵野美術大学で行われた
プロジェクションマッピングのアーカイブが公開されました!!!
http://voxel2012.tumblr.com/

何と今回、その制作者voxelのメンバーの方々が
AfterEffectsによる制作方法を教えてくれました!!!

この方法を使えば特殊なソフトを使わなくても
プロジェクションマッピングに適した映像を作れるそうです!!

今回の作品で使ったツールは
・プリコンポーズ
・コラップストランスフォーム
だそうです。

voxelのリーダーである麦(ばく)君が参考映像を作ってくれたので
その映像を元に解説していきます!
ではまずその映像です。


巨大な壁を正面から見ている様な状況です。
単純ですがかっこいいですね・・・
こうゆうのをさらっと作れる様になりたいもんです。

まずは『プリコンポーズ』について。
この機能は沢山あるレイヤーを一つのコンポジションにまとめる機能です!
やり方はまとめたい素材を全て選択した状態で
メニューバーのレイヤー▷プリコンポーズを選択です。


今回の映像立方体が6個並べられたものですね。
そしてその立方体は6面分の6個のレイヤーで作られています。
これらを全て作ると全部で36個のレイヤーが必要になり、
タイムラインに沢山レイヤーが並んで見にくくなってしまいます。
ここでプリコンポーズが便利なのです!!

6個のレイヤーで立方体を作った時に全てのレイヤーを選択してプリコンポーズ!
すると6個のレイヤーが1個のコンポジションになります!


この立方体のコンポジションをタイムラインに並べる事で
立方体を何回も使い回す事ができるのです!
しかも元が同じなので立方体のコンポジションを変更すれば
使い回したもの全ての物に適用されます!!



では次に『コラップストランスフォーム』について。

さっきの機能を使ってまとめられた立方体ですが、
3Dスイッチ(詳しくは最終作品解説会の最初に書いてあります)をオンにしているので
立方体のコンポジションでは3Dになっていますが、
6個並べる予定のまとめのコンポジションではぺらぺらになっています!
画像4

これは立方体のコンポジションを正面から見た画が映っているだけの状態なのです。
アクティブカメラから見た画(正面から見た画)


カスタムビューから見た画



ちょうどテレビの画面を撮影している様な状態です。
いくらテレビの画面の中の物が立体物であっても
どの角度から撮ってもテレビの画面自体はぺらぺらですよね。
中に映っている物を立体的に撮る事はできません。
これではせっかく作った立体の映像が台無しです。

ここで使うのが『コラップストランスフォーム』!!!
このスイッチを押すと・・・



3D空間が再現されます!!!
先ほどの話で例えるなら
自分がテレビの画面の中に入って撮っている状況にできるという事です!!

この状態で立方体を6個並べてライトも当てると動画の完成です!!


今回は壁を正面から見ている映像でしたが
実際のプロジェクションマッピングでは見る人の目線に合わせた映像を作らなければ
違和感を感じてしまいます。

もし見る人が壁を見上げる状態ならばカメラを
その目線の高さの位置に移動する事を忘れてはいけません!


難しそうだと思っていたプロジェクションマッピングですが
もともとAfter Effectsにある機能を使う事で
意外にも作れてしまう事がわかりました!!

挑戦してみたいと思っていた方々は
是非この方法も試してみて下さい!!


では来週、InterBeeでお待ちしております!!!

2012年11月3日土曜日

続・ブログAdobe映像塾『セカンダリー』

こんばんは。
もう11月になりましたね。寒いですね・・・
だけどもブログは頑張ります!(寒くない部屋の中で)

夏休みからAdobe製品の勉強を始めた私ですが、
実は色味の変え方については勉強をほとんどしていません(笑)
ので、ずーっと気になっていた色の変え方を小池さんに聞いてきました!!

色の変え方といっても全体の色味の変え方は
前シーズンのアーカイブなどを見て試してみて
色調補正のエフェクトでなどで調整するやり方はすでに知っていました。
全体の色を変える事は第1のカラーコレクション、プライマリーと言うそうです!

それに対して今回は部分的に色を変えるやり方、
第2のカラーコレクション『セカンダリー』を勉強しました!!!

まず色を部分的に変更したい素材を用意してタイムラインに並べます。
そうしたらそのレイヤーを選択した状態で
メニューバーのエフェクト▷Sytheteic Aperture▷SA Color Finesse3を選択します。

すると左上のウィンドウにエフェクトコントロールのバーが現れます。
更にその中にあるFull Interfaceのボタンを押すと何だか特別な画面が現れます!!


これは色の補正を行う便利エフェクトツールです!
はい、またもや英語で困るパターンですので説明をしたいと思います(笑)
左上は色味などのデータが細かく見れるウィンドウ。
右上は映像が見れるウィンドウ。
・Result:変更後の映像
・Source:変更前の映像
・Reference:参照用として登録した素材の映像
・Split Source:変更前と変更後の映像を2パートにわけて同時に見れる
・Split Ref:Referenceに登録した素材と変更後の映像を2パートに分けて同時に見れる
・Luma Ranges:シャドウとハイライトの領域を見れる

左下は色味などのパラメータをいじるウィンドウ。
今回ここはSecondaryを選びます。
画面にA〜Fの項目が出てきますが6個の色を変更ができるという事です!

今回は一色、ピンクの花を紫に変えるだけなので
Aだけを使います。

次に4つのスポイトがあります。
これらは同じ色だけれども影などで少しずつ変わってしまってる色を
一つの色として認識させる為に使います。
なるべく色味が遠い所を選ぶといい感じになります!


その下にある3つのパラメーターは選択した色の
選択範囲の具合を変える物です。
・Chroma Tolerance:選択色の色味の範囲
・Luma Tolerance:選択色の明るさの範囲
・Softness:選択範囲の境界線の柔らかさ

これらの変化はその下にあるShow Previewのチェックを入れると分かります。
さらにその下のPreview Styleで選択範囲の表示の仕方を変えれます!
・Desaturate:選択範囲以外がモノトーンになる。
・Mask:選択範囲以外が赤で塗りつぶされる。
・Alpha:全体がモノトーンになり、選択部分は白になる。

さてさて、これで色を変えたい範囲を選択する事ができたら
右にあるカラーサークルをいじると色味が変わります!!!
(Show Previewのチェックは外して確認して下さい。)

オッケーだったら右下のOKボタンを押して元の画面に戻ります!

そして書き出して比較してみると・・・





こんなにきれいに一部分がずーっと色が変えられます!!!
マスクを毎フレーム作ったりしなくて良いんですよ!!!

右に出てくる赤い花を見比べると分かりますが
全体の色味は変わってません!!

この便利機能、是非試してみて下さい!!!

2012年10月27日土曜日

続・ブログAdobe映像塾『ウィグラーとモーションブラー』

こんにちは!
明日からの27日28日29日と芸祭が始まるので
周りがみんな忙しそうです!!

展示やパフォーマンスもたくさんあって
お酒も飲める出店や手作りのアクセサリーが売ってるお店から
ミスコンにゲイバー何でも揃ってるのでお時間ある方は是非いらして下さい^^

もちろん!PremiereやAfterEffectsにイラレやフォトショを使った作品も
盛りだくさんです!!!




では今回の映像塾を始めます!!
お題は『ウィグラーとモーションブラー』!

以前にトラッカーの技を教えてもらいましたが、
その時に『トラッカー』をメニューバーのウィンドウ▷トラッカーで選びました。
その時このウィンドウの中にはもっと色々面白い機能があるのでは!
と気になって見てみたのですが
1番初めの所にさっそく知らない単語のウィグラーがありました!!

いったいどうやって使う物なのか気になって小池さんに教えて頂きましたので
みなさんにもお伝えします!!

この機能は選択したレイヤーのキーフレーム間に
ノイズのキーフレームを自動で打つ機能だそうです!
使い方はメニューバーのウィンドウ▷ウィグラーを選ぶだけ。
そうすると右下にウィグラーのメニューが出てきます。




レイヤーのトランスフォームを開けて位置のキーフレームを打ちます。
この時に注意なのが「キーフレーム間に」ノイズをかける機能なので
位置自体を移動させなくてもキーフレームを2個作って選択しなければいけません!!


ウィグラーの各パラメータ説明です。
適用先・・・空間パス:位置にノイズをかける
      時間グラフ:不透明度や明るさにノイズをかける
次元・・・X:横方向にだけノイズ
     Y:縦方向にだけにノイズ
     全次元同じ:縦と横のノイズの大きさが同じ
     全次元個別に:縦と横のノイズがバラバラ
周波数・・・何フレームごとにノイズがかかるか
強さ・・・ノイズの振れ幅

私はAdobeのロゴに周波数15.0で強さ20にしてみました。
キーフレームと画面上のパスの数が凄いですね・・・


これを見てみると・・・



かっこいいテロップが!簡単に!!!


しかも!ここで!小池さんから更に小技を教えて頂きました!!!
この動かす対象に残像を付ける技です!!
これが『モーションブラー』です!!

まず大元のモーションブラーのスイッチをオンにします。
その次に動かすレイヤーのモーションブラーのスイッチをオンにします。



残像の強さの調整は
メニューバーのコンポジション▷コンポジション設定
タブの高度を選び、
モーションブラーの枠の中のシャッター角度のパラメーターでできます!

これをかけると・・・



映像が自然な感じに仕上がります!
お好みで使い分けてみて下さい!!

これでアニメのかっこいいオープニングのスタッフロールとかも
作れちゃいそうですよね!!


是非活用してみて下さい!!!

2012年10月19日金曜日

続・ブログAdobe映像塾『コピースタンプツール』

前回もちょろっと書きましたが
これからもブログは続きます。

今回からは私の気になるツールについて小池さんに教えてもらった事を
皆さんにも紹介していきたいと思います!!

今回は前から気になっていた
After Effectsの『コピースタンプツール』について!




名前から映像にスタンプっていったいどういう事だ、
とずっと気になっていたので教えて頂きました!

基本的には部分コピーペーストができる機能のようです。

ではさっそく使ってみます!

まずワークスペースをペイントにします。

そうしたらスタンプツールを使用したいレイヤーをダブルクリックして
ウィンドウにレイヤーの画面を表示します。
右に出るのですね。
ペイントはレイヤーの画面でないと作業出来ないので気をつけましょう!!


コピースタンプツールを選択して

optionキーを押したままコピーしたい部分をクリックして、
そしたらペーストしたい部分にクリック&ドラッグをする。
これが基本の使い方です。

この時、右の『調整』の所にチェックを入れるか入れないかで
ペーストの仕方が変わります!




チェックを入れないとどの部分でクリック&ドラッグを始めても
毎回optionキーを押した部分からペーストされます。
何個も同じ物をペーストする間隔です。
(私は芸祭執行部の芸の字でoptionキーを押しました!)

芸祭執行部がたくさんできたのがわかりますか?




チェックを入れるとクリック&ドラッグをどの場所でしても
最初にした所との位置関係で延長部分がペーストされます。

芸祭執行部とは別の部分で二人の人もペースとできてます!



しかもこの便利なスタンプ機能、

なんと・・・

部分時間調整ができるのです!!!



時間は右にある『ソース時間シフト』の横にあるパラメータをいじる事で
ずらした時間軸の映像を薄く重ねて再生する事ができます。



そしてお好みの時間に設定したらクリック&ドラッグ!

指定した時間にそこに存在する物が
違う時間軸の今の映像に現れます!!!

右の彼が各時間ごとの状態で現れてます(笑)



また、『ソースフレームの時間軸を固定』にチェックを入れると
コピー&ペーストをした部分が固定されます!

この技を使うと常に人がいるような場所でも
その部分に人が映ってない時間から映像をペーストする事によって
誰もいない一枚の画像を作る事もできちゃいます!!!


元画像                コピースタンプツール後










一人だけ同じ画像の証明という事で残してみましたが
こんな感じになります!!

また面白そうな事ができそうですね!!!
みなさんも是非試してみて下さい!!

そしてちなみに今月末10月27、28、29日は
私が在学する武蔵野美術大学芸術祭です!!
私は29日のフィナーレでやるvox-cellの設営のお手伝いぐらいしかしないのですが
このvox-cellはプロジェクションマッピングをやります!!
PremereやらAfterEffectsなど編集ソフトをマスターした集団の作品なので
見て面白い上に参考になると思います!!

お時間がある方は是非見に来て下さいねー!!!

2012年10月12日金曜日

ブログAdobe塾第6回!!

Adobe映像塾の中で発表した作品の中を参考に
新しい技術を学んでしまおうという
ブログAdobe映像塾のコーナー、
番組内最後の作品になる第6回目の作品はこちらです!!


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Taku Koike:
それでは映像塾6回目のムービーを見ながらチャットをしていきましょう
木村 咲也香:
ラストの作品ですね!お願いします!!
Taku Koike:
これは、さーやの集大成だったね
木村 咲也香:
詰め込みすぎて逆にごちゃごちゃしちゃいました・・・。
Taku Koike:
いやいや、盛りだくさんでした。
使った機能を簡単に列挙してみる?
木村 咲也香:
最初のシーンは覚えたてだったのでさっそく平面なのに3D機能になるってやつを取り入れてみました!
次のシーンはアニメで、ドアノブを開ける所と立ち上がる所はパペットツール、おうちを出てからはまた3D機能の乱用ですね(笑)
Taku Koike:
最後のシーンはヌルと親子付けも使ってるんだよね
木村 咲也香:
そうです!同じ動きをするって教えてもらった瞬間プロペラ回すぞ!!って思ったので。
Taku Koike:
さーやのブログの以前の投稿で、詳しく説明してあるよね
やり切った感あった?
木村 咲也香:
ありましたね。もうないぞって(笑)この時手に入れた技術を全部見せましたねー。
Taku Koike:
うんうん、緒方さんも褒めてましたよ^^
木村 咲也香:
光栄です!!!
Taku Koike:
ということで、今回のムービーでは特にやり残した事もないのでムービーに関連した課題は無しということだね(笑)
木村 咲也香:
そう、なってしまいますね(笑)
Taku Koike:
毎週6回ムービーを作ったわけだけど、今から振り返るとどんな感じだった?
木村 咲也香:
必死の一言ですね。馬鹿にされない物を作るぞー!!ってやってたんですけど始めてみたらやりたい事が何もできないんですもん!
Taku Koike:
そうだねえ。ソフトの機能についての知識がまだ無い状態でスタートしちゃったから、本当に大変だったねえ。
でも、今はかなりレベルアップしたなと自分でも思うでしょ?
木村 咲也香:
知識だけは沢山与えて頂きましたからね!!!ただ未だにカメラの知識とかは全然ですねー。
Taku Koike:
じゃあ、これからはKissとかで撮影もやっていくといいね。
木村 咲也香:
積極的にカメラにも挑戦したいですね!
Taku Koike:
これで6回のムービーの復習も終わっちゃったけど、来週からどうしようね。
木村 咲也香:
インタービーまでまだありますもんね。
Taku Koike:
映像塾では紹介していないコネタはまだまだあるので、ブログAdobe塾延長戦ということでもう少しだけ続けましょうかね。
木村 咲也香:
面白い技の伝授、是非これからもお願いします!
Taku Koike:
では、今回のムービーとは関係ないけど、以前紹介した線エフェクトを使った応用編をさーやに紹介してもらいましょう。
木村 咲也香:
了解です!

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という事でもう少しこのコーナーは続きそうです!

では、今回のお題は前回宣言していた
『マスクの線にくっつけて物を動かす』です!!!

まず前回のお話がこちら↓


この方法でまず動く線を作ります!!

今回はこんな感じで線をかいてみましたー


そしたら次に動かしたい物を新規レイヤーで作ります。
これは静止画でも動画でも大丈夫ですよ!
(今回私はスターツールで簡単に☆を作りました。)
この動かしたいものを線の動き始めの位置に移動させて
アンカーポイントツールでアンカーポイントも中心に移動させておきます。



さて、ここから動きを写していきますよー!

線の動きを作っているマスクの『マスクパス』という所を選んで
コピー(command+c)をします。


できたら動かしたい物の『トランスフォーム』の中の『位置』をクリックして
ペースト(command+v)します。



そして再生してみるとー・・・




はい、スピードが合いません(笑)

マスクの線を位置パラメータにペースとすると、
After Effectsの仕様で自動的に2秒間でのキーフレームアニメーションになります。
今回線エフェクトを使って4秒間で白い線が伸びるように作っているので、
動かしたいものの移動と線の伸びる時間が合わなくなってしまうのです。

ここで、位置のキーフレームをすべて選択した状態で
1番右の最後のキーフレームをoptionを押したままドラッグします!!


そうすると間隔を保持したまま全体を移動する事ができるのです!!!

これでもう一度再生すると・・・




動きがー!合ってます!!!

なんて便利機能!!!
色んな事に使えると思うので是非活用してみてくださいー!

2012年10月6日土曜日

ブログAdobe塾第5回!!

こんばんは!
今回もやりますアドビ塾!!

5回目はこちらの映像を参考に始めたいと思います!



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Taku Koike:
それではムービーを見ながら始めましょう
木村 咲也香:
よろしくお願いします!
Taku Koike:
2回目のムービー以来の実写だね。カメラは何を?
木村 咲也香:
cannonkissで撮りました!映像塾で話題になっていた60pてものが撮れる事が分かったのでそれも今回は使ってみようかなと思いまして。
Taku Koike:
アドビロゴの直前のスローになってるカットとかかな?
木村 咲也香:
それです!エフェクトもあの中では一番きれいに見せれたと思ってます(笑)
Taku Koike:
このムービーの技術面でのお題目は何だったのかな?
木村 咲也香:
アフターエフェクツというぐらいなのだから何かエフェクトをつけるぞ!!というものでした。
パーティクルって言う噂のかっこいいやつがやってみたかったのですよ(笑)
Taku Koike:
で、パーティクルは試したのかな?
木村 咲也香:
やり方が・・・わからず・・・
Taku Koike:
だよねえ、パラメータが複雑だよねえ
実際はどんな感じで作ったの?
木村 咲也香:
とりあえずエフェクトのバーから何か使ってみよう!!と思って見ていったら雪が
簡単に作れたので、できるものからやってみようかと。
Taku Koike:
図形が動いてるやつもあるよね、あれは?
木村 咲也香:
あれは平面レイヤにマスクを付けて作りました!!緒方さんの映像にあった光る図形が良いなって思って、そのやり方を聞いてやってみたのです!!
Taku Koike:
レイヤーにマスクで形を作って、それを動かしたのね
でも、本当はパーティクルで制御したかったって事だね
木村 咲也香:
そうですね。もっと沢山の素材をバァーッと流したかったのですがその技術が・・・

Taku Koike:
それでは、本当はさーやが使いたかったAfter Effectsに付属しているパーティクルのエフェクトを使ってみましょう。さーやお願いします。

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はーい、
では今回は『パーティクルの説明』をしてみたいと思います!!

まず一枚平面レイヤーを用意してそれにエフェクトをかけます。
(このレイヤー自体がエフェクトになってしまうので動画自体にはエフェクトをかけないで下さい。)

ツールバーのエフェクト▷Simulation▷CC Particl world
でパーティクルのエフェクトがかかります。

英語で途方に暮れてしまう所なので
主要なパラメーターの解説をしたいと思います!!

▷Birth Rate:何粒出すなど、エフェクトの数
▷Longevity:パーティクルが消えるまでの時間
▽Producer
  ・Position:パーティクルの発生位置
  ・Radius:パーティクルの発生源の大きさ
▽Physics
  ・Animation:パーティクルの飛ばし方
    Expositive:全方位に飛ばす
    Cone Axis:飛ばす方向が決められる
  ・Velocity:パーティクルが飛ぶ距離
  ・Gravity:パーティクルが飛ぶ高さ距離
  ・Resistance:パーティクルの密度
  ・Direction Axis:パーティクルを飛ばす方向
▽Particle:パーティクルの飛ばし方の種類
Textured 〜の種類の物を選択した場合
     Texture Layerで選択したレイヤーが飛ばす物の素材として使える
  ・Birth Size:発生時のサイズ
  ・Death Size:消滅時のサイズ

これでやりたい事はだいたいできる様になると思います!

今回はShaded Sphereというパーティクルの種類を使って
前回制作した作品のワンシーンに付け足してみました!!
こんなかんじ!


やっぱりパーティクルは難しいです・・・

あともうちょっとわかりやすいシーンだとよかったですね(笑)

何回も色んな事を試してパラメーターの動かし方のこつをつかむと
ぐっと楽しくなりそうですので
頑張って練習して行きたいですね!!

ではでは、
みなさんも是非頑張ってみて下さいー!




2012年9月28日金曜日

ブログAdobe塾第4回!!!


お久しぶりです!!
学校の授業も色々あって
一週間ぶりな上に若干遅れたペースですが更新します。
学校の内容はまた後日更新します!!

今回の参考物品はこちら!




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Taku Koike:
では、映像塾第4回目にさーやが発表したムービーをネタにチャットを始めましょう。
木村 咲也香:
おねがいしまーす!
Taku Koike:
映像塾の伝説となったムービーね(笑)
全編手作業!
最後の部分の文字のアニメはどうやったんだっけ?
木村 咲也香:
プレミアのタイトルツールで書いた文字をスペースキーで一文字ずつ進めてスクリーンショットで書き出してコマアニメにして・・・っていうアホなあれですね(苦笑)
Taku Koike:
すごいよねえ。本当にすごい。
木村 咲也香:
馬鹿にしてますよね(笑)
Taku Koike:
とにかく作りたい映像を作り切るという姿勢に映像塾の関係者全員が感動したのを昨日の事のように思い出します(笑)
木村 咲也香:
ある意味努力が認められた回でした(笑)
Taku Koike:
うんうん。
でも、今やあれはAfter Effectsのパスを使ったテキストアニメーションで簡単にできるね。
前半のりんごの部分も手描きみたいなものだよね。
木村 咲也香:
そうですね、先に線を作った後消しゴムでちょっとづつ消してコマを作って逆再生・・・
別に苦労するのが好きな訳ではないのですが。
Taku Koike:
というか、苦労するのをあまり気にしない、のかな(笑)
木村 咲也香:
効率の良いやり方を覚える方が苦労だと思ったんですよね。
まぁ、間違ってたんですがw
Taku Koike:
なるほど(笑)
この部分も、以前さーやに受けてもらった個人ブートキャンプの時に話したペイントアニメーションでもっとらくちんに出来るね。
でも、塗りつぶすとかそういう意味では、さーやのやった方法の方が実は確実なのかなとも思う。
めちゃくちゃ面倒だけどね(笑)
木村 咲也香:
ペイントツールで描いていれば描いたラインがすぐにアニメーションにできますからそこはそっちの方がやっぱり楽だったのかなと思います!
Taku Koike:
途中のリンゴの中のアニメーションや効果の部分は、Photoshopのエフェクトを使っているので他に方法はないけど、After Effectsでマスク描いてその中で何かエフェクトを使うという方法もあるね。
とにかく、色んな意味ですごい作品でした^^
木村 咲也香:
はい。
Taku Koike:
実はペイントツール以外にも、ベジェラインなどの線を一筆書きで描ける「線」エフェクトというのがあります。

それではさーやに紹介してもらいましょう。




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はい、ということで
今回の技は『ベジェ曲線でも線が描ける』です!

早速行きましょう!!

まず新規コンポジションを作成します。
次に線を描きたいレイヤーを用意します。

私は今回は平面レイヤーを用意しました。

そしてそのレイヤーを選択した状態で
ペンツールに持ち替えて線を描きます。
そうするとレイヤの中にマスクが追加されます。

いつもなら端と端を繋げてマスクとして使う所を
今回はそのままにします。



レイヤーを選択した状態で
『エフェクト』のツールバー▷描画▷線
を選択します。




これでエフェクトの中に『線』という項目が追加されているので
パスの所がマスク1になっている事を確認します。
後は『線』の数値や色をお好みで変更したらできあがりです!!!

そして、
この線はペンツールと同様に開始と終了のパラメータがいじれるので
簡単に線が描かれるアニメーションを作成できます!!!




動かしたい時間にバーを移動させて(私は先頭)
終了の文字の横にあるストップウォッチを押してから
パラメータを0にします。
そしたらアニメーションを動かし終わらせたい所まで(私は最後)
バーを移動させてパラメータを100にします。

これでアニメーションの完成です!!!


この線に合わせて物を動かす技もあるので
この次の記事に更新します。

ではまた!